中国政府がイスラム教徒の少数民族、ウイグル族を収容施設に送り込むなどの大規模な人権弾圧を続ける中、在日ウイグル族が6日、明治大(東京都)で開かれた集会で「家族が生きているかどうかも分からない」と窮状を訴えた。施設に3回入れられたという女性も亡命先の米国から映像で証言を寄せ「中国政府はわたしたちを虐殺し、消し去るつもりだ」と非難した。


 千葉県のグリスタン・エズズさん(34)は2017年に弟(22)が収容施設に連行され、消息は分からないままだ。収容者の臓器が売買されているとの情報もあり、「弟は若く健康なので、売買の対象にされていないよう祈っている」と話した。

2019/7/6 西日本新聞
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