中国全国人民代表大会(全人代=国会)のチベット自治区分科会が6日、北京の人民大会堂で開かれ、自治区選出の代表がチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世について「多くの厄介事を引き起こした」などと相次いで批判した。
 全人代でチベット族の代表がダライ・ラマに言及するのは異例。同氏のインド亡命につながったチベット動乱から60年となる10日を前に、多くのチベット族が傾倒するダライ・ラマを公的な場で非難させ、中国共産党による統治を正当化する狙いがありそうだ。 


 質疑応答で海外メディアの記者が「チベット族がダライ・ラマを熱愛するのはなぜか」と質問したところ、代表らは「私の知る限り、熱愛している人はいない」などと否定した。

 全人代の代表約3千人の大半は共産党員から選ばれている。

産経 019.3.6
https://www.sankei.com/world/news/190306/wor1903060033-n1.html