中国の研究チームは、チベット高原の降雨量を年間100億立方メートルに増やす計画だ。これは、世界最大の人工降雨の実験となる。「Science Alert」が報じた。

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「Sky River」プロジェクトでは、大気中にヨウ化銀を放出する装置が数万個、山中に設置される。ヨウ化銀は雨の核となる溶媒である。

研究チームは、160万平方キロメートルで雨を降らせられるよう期待している。年間降水量は中国で1年に消費される量の飲用水の7%を目的としている。これまでの人工降雨実験はチベットや新疆ウイグル自治区、他の山間地域で実施されており、約500の装置が設置された。

2018年04月30日 jp.sputniknews.com
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