チベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世が、国会内で講演を行った。

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ダライ・ラマ14世は「わたしは、決してチベットの独立を求めているものではございません。中国の人たちとともに生きていきたいという気持ちのうえに、このような考え方を、中国政府の側の方にご提示させていただいている」と述べた。

チベット仏教の最高指導者のダライ・ラマ14世の講演が、16日午後、国会内で、100人以上の国会議員が参加して行われた。

ダライ・ラマ14世は、チベット問題に関連して、「わたしたちがチベット文化を学び、それを維持することが非常に大切だということを、中国人も理解してもらいたい」と強調した。

またダライ・ラマ14世は、チベットの独立ではなく、高度な自治を求める自らの考えをあらためて示した。

2016/11/17 FNN
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00342008.html