中国共産党はチベット自治区トップの党委員会書記に党委副書記の呉英傑氏を充てる人事を決めた。29日付の中国各紙が伝えた。各紙によると、同自治区トップはこれまで自治区外の幹部から起用していたが、呉氏は一貫して自治区内で政治キャリアを積んできており、初の「たたき上げ」となる。

 また党は湖南省と雲南省のトップである党委書記に、それぞれ各省の党委副書記(省長)の杜家毫氏と陳豪氏を起用する人事も決めた。(共同)

2016.8.29 産経