ネパール地震では、ユネスコの世界文化遺産に登録された複数の歴史的遺物が、損壊するなど大きな被害を受けた。
 カトマンズ盆地一帯は1979年、世界文化遺産に登録された。12〜18世紀に建造されたヒンズー教の寺院などが含まれている。カトマンズ中心部に位置する「ダルバール広場」は特に有名で、外国人が多数訪れる観光スポットとなっている。
 今回の地震で、同広場の複数の寺院が深刻な被害を受け、広場はがれきだらけとなった。AFP通信はユネスコの担当者の話として、「壊滅的な状態だ」と報じた。

 土台を残して倒壊したダラハラ塔は、19世紀前半に建てられた。円柱形で高さは62メートル。塔は1934年の地震で倒壊し、再建されたものだった。カトマンズで最も高い建造物とされ、塔の上から町が一望できるため、国内外の観光客に人気があった。

読売新聞4月27日
http://news.biglobe.ne.jp/international/0427/ym_150427_3186550703.html