チベットやウイグルなどでの独立・民主化運動の指導者らが講演する「アジアに自由と独立を! 福岡フォーラム」(NPO法人夢・大アジアなど主催)が18日、福岡市中央区の都久志会館で開かれた。

 新疆ウイグル自治区出身のイリハム・マハムティ氏は、米中枢同時テロによってイスラム教徒であるウイグル人に対する中国共産党政権の弾圧が正当化されたとし、「どれほど多くのウイグル人がでたらめな理由で逮捕され、虐殺されたことか。中国の目的はわが民族の抹消なんです」と声を荒らげた。

 内モンゴル(南モンゴル)自治区出身のオルホノド・ダイチン氏は、文化大革命で大量虐殺された事例をあげ、「(先の大戦で)植民地解放のために戦った日本だからこそ、アジアの民族とともに中国の覇権主義と戦ってほしい」と訴えた。

2014.10.19 産経
http://www.sankei.com/region/news/141019/rgn1410190078-n1.html