米政府系放送局ラジオ自由アジア(RFA)は18日、中国新疆ウイグル自治区南西部のカシュガル地区マラルベシ県の農産物市場で12日、ウイグル族の4人組が刃物や爆発物を使って警官や漢族を襲撃し、18人が死亡したと伝えた。

 4人もその場で警官に射殺された。数十人が負傷したという。

 RFAが伝えた警察関係者の証言によると、4人組は同県内出身の25〜30歳で、2台のオートバイに分乗し、市場を襲撃。市場の商店の大半は漢族が経営しており、民族的な対立が事件の背景にある可能性が高い。

2014年10月19日 The Yomiuri Shimbun