中国とフィリピンなどが領有権を争う南シナ海のスプラトリー(南沙)諸島で、中国が複数の岩礁の埋め立てを活発に進めていることが28日、分かった。

 フィリピン軍がジョンソン南礁に加え、クアテロン礁、ガベン礁でも作業の着手を確認した。比軍は、中国が港や滑走路など軍事施設の建設を進め、実効支配を強めていると警戒している。
 ジョンソン南礁では、中国が少なくとも2012年から埋め立てを行っている。比軍は7月中旬に上空からの偵察活動を行い、埋め立て面積が拡大し、コンクリートで護岸が建設されたことを確認した。埋め立て地の中央には建物が建造され、大量の土砂や足場もみられるという。重機やクレーン車も複数運び込まれており、ヤシの木も植えられているという。

2014年08月28日 The Yomiuri Shimbun
http://www.yomiuri.co.jp/world/20140828-OYT1T50116.html