中国人民解放軍が軍事作戦を指揮する総参謀部に「統合作戦指揮センター」を新設したことが分かった。中国軍筋が6日までに明らかにした。陸・海・空や戦略ミサイル部隊の一体運用を強化する軍改革の一環で、統合作戦指揮部門を常設したのは初めて。周辺国の有事に即応するため、地域別の全国7軍区を四つの「戦区」に再編する抜本改革も検討している。

 有事即応型の軍隊を目指し、指揮系統と部隊を本格再編する。アジア重視にシフトした米国や日米同盟強化に動く日本を念頭に軍の態勢を見直そうとしており、米国や周辺国の警戒心を引き起こしそうだ。

2014/08/07 共同通信
http://www.47news.jp/CN/201408/CN2014080601001578.html