解放され故郷のバエン県コツェ村に到着したドゥンドゥップ・ワンチェン。

数日前、当局はドゥンドゥプ・ワンチェンは6月6日に甘粛省のサンチュで解放されるであろうと家族に知らせた。家族や親戚はその準備をしていた。しかし、突然、今日6月5日の午後、現在の実家である妹の家に彼が現れたという。

その後、彼の従兄弟であり、ドキュメンタリー「ジクデル(邦題『恐怖を乗り越えて』)」制作にも関わったスイス在住のギェルジョン・ツェリンがドゥンドゥップ・ワンチェンとの電話会話に成功している。

彼によれば、解放されたドゥンドゥップは非常に感情的な言い方で「今、私の心の中にあるすべのものが、涙の海の中にあるように感じる。できるだけ早くもとの元気な身体にもどるようにしたい。収監中、私を支援しつづけて下さった人々に深く感謝の意を示したい。そして、家族と再会したい。」と語ったという。

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チベットNOW@るんた 2014年06月05日