オバマ米大統領は、28日に行った陸軍士官学校の卒業式での演説で、中国について、「経済的な台頭や軍事的な拡大路線が、周辺国の懸念を招いている」と指摘した。

 さらに、「将来的には同盟国や米軍を巻き込むことになり得る」として、軍事力を背景とした中国の威圧的な行動に強い警戒感を示した。

 オバマ氏は「米国は国際法を通じて、南シナ海での紛争解決に取り組んでいる」とも語り、南シナ海の領有権争いは国際法に基づいて解決すべきだとの考えを強調した。

 ただ、オバマ政権が目指す国連海洋法条約の批准は、米議会の反対で実現しておらず、オバマ氏は米議会に早期承認を促した。

2014年05月29日 yomiuri
http://www.yomiuri.co.jp/world/20140529-OYT1T50072.html