チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世(78)は14日、亡命先インドの首都ニューデリーで、15日からの訪日を前に共同通信と単独会見した。中国の習近平国家主席を「現実的な思考(の持ち主)のようだ」と指摘、チベット政策の軟化に期待を示した。

 自らが長年主導してきた、チベット独立ではなく高度の自治を求める穏健路線「中道のアプローチ」が中国の知識層などに広がり始めていると指摘。「中国政府の対チベット強硬派は孤立感を持っているはずだ」と語った。

2013/11/14 共同通信
http://www.47news.jp/CN/201311/CN2013111401001590.html