中国新疆ウイグル自治区で、共産党当局が中学校のウイグル族女性教師に対して、イスラム教徒が髪や顔などを覆うためのスカーフを着用すれば解雇するとの決定を出した。自治区の状況を伝えるウェブサイト「ウイグルオンライン」が22日までに伝えた。

 自治区のウイグル族女性のほとんどがスカーフをかぶっている。中央民族大学の学者、イリハム・トフティ氏は「雇用と結び付けて強要しており明らかな差別だ」と批判している。

 問題になっているのは、ホータン地区墨玉県の中学校。共産党の委員会が、17日に会議を開いて決定した。

2013/09/22  共同通信
http://www.47news.jp/CN/201309/CN2013092201001370.html