米政府系放送局ラジオ自由アジアは3日までに、中国新疆ウイグル自治区ホータン地区で6月28日に発生した暴力事件について、警察部隊が抗議活動をしていた少数民族のウイグル族に発砲し、10〜15人が死亡、50人以上が負傷したと伝えた。

 ホータン地区にある村のウイグル族幹部によると、当局がモスク(イスラム教礼拝所)を閉鎖させ、ウイグル族数人を拘束したことに反発した300〜400人が抗議デモを実施。警察による鎮圧を受け、オートバイで逃げようとしたデモ参加者に対し、警察が発砲した。逮捕者は少なくとも200人に上ったとした。

 また、6月28日にはホータンの別の場所でウイグル族が刃物で漢族を襲う事件も発生、3人が死亡、2人が負傷したという。(共同)

産経新聞 2013.7.3
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