【北京=五十嵐文】中国国家海洋局のプロペラ機が24日、沖縄県の尖閣諸島に22日に続いて再び接近した。

 発足間近の安倍新政権に揺さぶりをかけ、尖閣周辺での日本や米国の監視能力を探る狙いがあるとみられる。

 24日付国際問題専門紙・環球時報は社説で、22日に日本が航空自衛隊の戦闘機を緊急発進(スクランブル)させて対応したことを「危険なゲーム」だとして一方的に非難した。自衛隊機のスクランブルは国際法規や自衛隊法に基づく正当な措置だが、社説は「日本が中国機を墜落させれば同等の報復を受ける」などと強くけん制した。

 国家海洋局が尖閣周辺海域への監視船派遣に続き、航空機派遣の「恒常化」を目指すのは、尖閣諸島の領有権を主張するための示威活動の一環とみられる。

読売新聞 2012年12月25日
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