11月26日、現地時間午後6時頃、アムド、ルチュ・ゾン(甘粛省甘南チベット族自治州碌曲県)アラ郷にあるアラ・デウゴ僧院の本堂前でゴンポ・ツェリン、24歳が中国政府のチベット弾圧に抗議するために焼身、その場で死亡した。
彼は焼身しながら、「チベットには自由が必要だ!人権が必要だ!ダライ・ラマ法王をチベットへ!」等と叫んだ。直ぐに僧侶、その他チベット人が遺体を僧院内に運び込み、付近の村からも大勢チベット人が集まり、法要が行われている。また、当局もすぐに軍と武装警官隊を地区に派遣し、厳戒態勢が敷かれているという。

ゴンポ・ツェリンはルチュ県アラ郷ポクツァ村の出身。父の名はワンギェル(43)、母の名はナムロ。彼は結婚しており、妻の名前はナムギェル・ドルマ(26)。彼女との間に3人の子供がいる。ツェリン・サムドゥプという6歳の息子、ツェリン・ドルマという3歳の長女、ツェリン・ラモという2歳の次女である。

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チベットNOW@ルンタ 2012年11月27日