インド北東部アッサム州などで起きたイスラム教信者への暴力に対する報復への懸念が強まり、南部都市バンガロールでは、いったん北東部から逃れてきたイスラム教徒数千人が再び町を脱出する事態となっている。
金融の中心地ムンバイでは前週末、イスラム教信者が同教徒への暴力に対する抗議活動を行った後に約1万人が暴徒化。2人が死亡、55人が負傷した。また、アッサム州で最近起きた先住民と隣国バングラデシュから移住してきたイスラム教徒との複数の衝突では、約75人が死亡、40万人以上が同地を追われた。

こうした事態を受け、インド全土のイスラム教徒が危機感を強めていた。

一方で、一連の事態に激怒したイスラム教徒による報復攻撃のうわさがソーシャルメディアなどを通じて広がっている。

その緊張感から、地元に戻る交通の足を確保しようと、多数の北東部からの避難者らがバンガロール駅に集まっている。

鉄道当局は15日夜、臨時列車を2本増発し、約7000人の乗客をアッサム州へと向かわせた。

2012年 08月 17日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE87G02F20120817