今月下旬に北京を襲った大雨をめぐり、中国紙「南方週末」が記事の差し替えを共産党宣伝部門に命じられたことがわかった。
 秋に党大会を控え、中国当局は「社会の安定」を最優先し言論統制を強めている。インターネット上では排水システムの不備など北京市当局を批判する書き込みが相次いでおり、同紙の報道で当局批判が強まることを警戒した措置とみられる。

 同紙関係者が本紙に明らかにしたところによると、問題とされたのは、死者のうち20人以上の遺族を取材し、26日付で掲載予定だった記事。増水した水で車に閉じこめられて溺死するまでの家族との電話でのやり取りなど、それぞれの亡くなった時の状況や人となりを紹介したものという。

goo news 2012年7月26日
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20120726-567-OYT1T01061.html