秋田大学(吉村昇学長)は来月、国民総幸福量(GNH)という指標を提唱し、近年「幸福の国」として注目されているブータンとの交流を進めるため、同国唯一の国立大学機関・王立ブータン大学と国際交流協定を締結する。秋田大によると、国内の大学が王立ブータン大と協定を結ぶのは初めて。
 秋田大副学長で国際交流センター長の榎本克彦・医学部教授(分子病態学・腫瘍病態学)らが来月4〜6日に現地を訪れ、協定を締結する。

 ブータン大は2003年に設立された総合大学。伝統医学、科学技術、教育などの分野の10単科大学を下位組織に持つほか、13研究科、言語文化研究所、伝統医学センターなどを備える。教員約300人、学生約8千人。学長はジグメ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王。

さきがけweb 2012/06/28
http://www.sakigake.jp/p/akita/topics.jsp?kc=20120628c