自民党は在日中国大使館の前の一等書記官に対する機密情報の漏洩が指摘されている問題について、平沢勝栄議員ら3人による調査団を中国に派遣しました。
 「鹿野農水大臣、筒井副大臣がこの書記官と接触していたことも明らかになってきていて、政府の責任ある立場の人間が国の機密情報を漏洩していたということになれば、これは看過するわけにいかないということになる」(自民党 谷垣禎一総裁)

 自民党の谷垣総裁は会見で今回の疑惑について「我が国の主権と国益を毀損する大変深刻な事件だ。徹底した真相究明を求めていかなければならない」と強調しました。

 自民党では31日夕方、平沢勝栄議員ら3人の議員を調査団として中国に派遣し、党として独自の調査を進めるとともに、国会でもこの問題を追及する方針です。

2012年5月31日 TBS
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