韓国農林水産食品省によると、全羅南道紅島の北西沖で30日午前2時30分ごろ、漁業指導船が中国漁船を取り締まる際、中国漁船員が刃物で抵抗し指導船職員4人が重軽傷を負った。複数の韓国メディアが報じた。
  西海漁業管理団の漁業指導船の職員らは、停船命令を無視して逃走する中国漁船を拿捕(だほ)しようと乗り込んだところ、中国漁船員が凶器を振り回し負傷した。職員3人が頭、腕、足などに重軽傷を負い、1人は海に転落したが救助され無事だった。

  同省は事件後、中国政府に強く抗議。中国側は遺憾の意を表明し、再発防止を約束した。

  一方、西海漁業管理団は2012年にすでに中国漁船110隻を拿捕。拿捕する過程で職員7人が負傷している。

サーチナ 2012/04/30
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