米国を拠点にする中国語ニュースサイト「博訊」など、中国の反体制派が運営する五つのサイトは29日までに、近ごろ何者かに組織的なサイバー攻撃を受けサイトへのアクセスを妨害されているとして、共同で抗議声明を出した。
 5サイトは、中国重慶市のトップを解任された薄煕来氏をめぐる事件の内幕などを積極的に報道。声明は、攻撃元は不明としているが、報道を望まない中国当局の関与を疑う見方が出ている。

 博訊上に発表された28日付の声明によると、博訊や「新世紀新聞網」などは、たびたびサーバーを攻撃されるなどして、一時閲覧できない状態に陥ったりした。(共同)

産経 2012.4.29
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