チベット自治区のパドマ・チョリン主席は27日、自治区政府常務会議を開催し、政策課題を検討した。パドマ主席は、「3月における社会安定の維持に、全力で取り組め」と強調した。中国新聞社が報じた。3月はダライ・ラマ14世がインドに亡命した月。中国新聞社が報じた。
パドマ主席は「共産党と政府の主要幹部は、特殊な状況がないかぎり全員が常に持ち場にいなければならない。自分の仕事を完遂すると同時に、部門全体の人をよく見て、『大きな問題は起こさない』、『中程度の問題は外部に波及させない』、『小さな問題も起こさないようにする』ことに努めよ」と述べた。

  幹部に対して「自治区全体の社会情勢を安定に保つために貢献せよ」、「監督・監査部門は監視を強め、勝手に職場を離れたり職務を全うしない者がいた場合、規律に照らして厳しく処分せよ」などと要求した。(編集担当:如月隼人)

サーチナ  2012/02/28
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0228&f=politics_0228_017.shtml