来日中のチベット仏教の最高指導者でノーベル平和賞受賞者のダライ・ラマ14世は6日、郡山市の日大工学部で講演し、東日本大震災、東京電力福島第一原発事故という苦境に立たされている県民に、困難に立ち向かう上でのメッセージを発信した。
下村満子さん(元県男女共生センター館長)が主宰する生き方塾の主催で、約2千人が聴講した。
県民は震災、津波、原発事故、風評被害と四重苦に見舞われているが、「困難な状況でも精神力があれば、乗り越えられる。

悲しみを力に変えていくこと。
精神を奮い立たせ、楽観的に立ち向かっていくことが大切」と励ました。

福島放送 2011年11月07日
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201111073