来日したチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世(76)は29日、中東の民主化運動「アラブの春」を引き合いに出し「世界はより開放的、自由な社会へと向かっている。中国もこの潮流に乗らなければならない」と述べ、中国の民主化の必要性を訴えた。千葉県成田市内で行われた共同通信などとのインタビューで答えた。
ダライ・ラマは中東の民主化運動について「独裁政治は情報化した現代社会にそぐわず、未来はないことを示した」と指摘。中国の胡錦濤指導部について、2008年にチベット自治区ラサで起きた大規模な暴動などを例に挙げ「『調和の取れた社会』を打ち出しているが、この10年でむしろ多くの衝突が起きている」と批判した。(共同)

産経新聞 2011.10.29
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111029/chn11102918250005-n1.htm