米国を拠点にする中国語ニュースウェブサイト「博訊」が内モンゴル自治区で起きた反政府デモを報道後、何者かによる激しいサイバー攻撃を受けている。同サイト担当者が30日、明らかにした。
米国を拠点にする中国語ニュースウェブサイト「博訊」が内モンゴル自治区で起きた反政府デモを報道後、何者かによる激しいサイバー攻撃を受けている。同サイト担当者が30日、明らかにした。

 担当者によると、2月に中国の政治改革を求める「中国ジャスミン革命集会」呼び掛けを掲載して以降、断続的にサイバー攻撃を受けているが、ここ数日、再び激化。サイトへアクセスしにくくなり、臨時ブログで情報を発信している。騒ぎの拡大を恐れる中国当局の関与も疑われている。

 30日の博訊は、同自治区の区都フフホトのフフホト大に治安部隊が動員されている様子を撮影した写真などを公表した。(共同)

産経新聞 2011.5.30