以下、チベットNOW@ルンタより
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ウーセルさんはンガバ・キルティ僧院の危機を非常に憂慮され、何度もブログに関連記事を発表されている。
以下、昨日ブログに発表されたもの、原文:http://p.tl/jyjp
翻訳:雲南太郎(@yuntaitai)さん
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◎存亡の危機に立つキルティ・ゴンパ 文/ウーセル
 先月16日、つまり青年僧プンツォが焼身自殺した後、1000人を超す完全武装の軍と警察が非武装のキルティ・ゴンパを包囲した。四川省とアバ(ンガバ)州、アバ県の各レベルの官吏と幹部は20日からゴンパの2500人以上の僧侶に「愛国主義教育」を行っている。北京の高官も駆けつけ、あわただしく厳しい指示を出しているという。

 この「教育」方式は1人も見逃さないと言っていい。僧侶は4組に分けられ、幹部と軍警のつくる工作組織も4組に分けられ、各自を管理するという名目で、在籍する僧侶は詳しく登記される。「管理」はとても穏やかだと言っているが、実際は監視、政治的な講話と服従の強要だ。もし服従しなければ、それはもう簡単だ。軍と警察は暴力を振るう。そして失踪させられる。どこに消えたのか、監獄なのか、それとも人間世界ではない別の場所なのかは誰も知らない。ただ分かっていることは、これまでに数百人の僧侶が連れて行かれたということだけだ。少し前、アムドのもう一つの大僧院ラプラン・タシキルから、僧侶ジャムヤン・ジンバが残虐な体刑で死亡したという知らせが伝わってきた。彼は3年前に平和的な請願行為で15日間拘束された。釈放時には両目が失明していただけでなく、全身の骨が砕かれていた。(参照:http://p.tl/zYen)
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チベットNOW@ルンタ
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51657753.html