【北京時事】中国の梁光烈国防相はこのほど、中国メディアのインタビューに対し、「軍隊の現代化は自力によるべきで、他人に頼ることはできない。金があっても手に入らない」と述べ、国産装備を強化する必要性を強調した。空母建造計画なども念頭にあるとみられる。
 29日の国営中央テレビなどによると、梁氏は「わが軍の現代化の水準は先進国に遠く及ばない」と指摘。「局地的な突発事件や暴発による軍事紛争が起こる可能性は排除できない」とも語り、朝鮮半島情勢などもにらみ、軍備を怠ることはできないとの認識を示した。

時事ドットコム 2010/12/29
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