米政府系放送局のラジオ自由アジアは29日、中国新疆ウイグル自治区でウイグル語のウェブサイトを運営していたウイグル族3人が、先週ウルムチの裁判所で国家安全危害罪により懲役10〜3年の実刑判決を受けたと伝えた。

 昨年7月5日のウルムチ暴動は、約10日前に広東省韶関市の工場宿舎でウイグル族と漢族の乱闘事件が起きたことが発端となっており、事件をウェブサイトに掲載した内容などが罪に問われたとみられる。

 今月23日にはウイグル族の新聞記者でウルムチ暴動での当局の対応を批判したとされるガイラット・ニヤズ氏が国家安全危害罪で懲役15年の判決を受けた。(共同)

産経新聞 2010.7.29
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