香港の人権団体、中国人権民主化運動ニュースセンターが29日伝えたところによると、中国浙江省東陽市横店で27日夜、化学工場が爆発して有毒ガスが漏れ、周辺住民ら千人以上が中毒症状を訴えて病院に運ばれた。

 また、現場を取材していたテレビ局の記者1人が地元当局者に殴られて負傷した上、テレビカメラを没収された。

 同センターによると住民らには、めまいや吐き気などの症状が出た。症状の程度や爆発の原因などは不明。

 横店は大規模な映画撮影所があり「始皇帝暗殺」などの大作も撮影された「中国の映画村」として知られる。(共同)

産経新聞 2010.4.29
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