PTI通信によると、情報技術(IT)分野の企業が多数進出しているインド南部・ハイデラバードの一部地域で、ヒンズー教徒とイスラム教徒の衝突が激化しているとして、夜間外出禁止令が30日までに発せられた。

 ハイデラバードは古くからイスラム教徒が多く居住。地元住民によると、一部のヒンズー教徒が28日、イスラム教徒が路上に掲げた旗を取り外してヒンズー教関連の旗を掲げたことがきっかけで衝突が始まり、30日までにヒンズー教徒の少年1人が死亡、計80人が負傷した。

 IT企業が集まっている地域は夜間外出禁止令の対象外で、業務などに支障はないとされる。(共同)

産経新聞 2010.3.30
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