PTI通信などによると、インド建国の父、マハトマ・ガンジーの命日に当たる30日、ガンジーの遺灰の一部が南アフリカ・ダーバン沖の海に流された。

 ガンジーの孫エラ・ガンジーさんによると、ガンジーが独立運動を繰り広げたインドと、弁護士として人権運動を始めた南アフリカをつなぐインド洋を散骨の場所として選んだ。

 ガンジーが1948年に暗殺された後、遺灰は家族や友人、支持者に分けられた。30日に散骨されたのはその一部で、ガンジーの家族の関係者がインドから南アフリカに持って渡った。

 散骨のセレモニーには約200人が参列。エラ・ガンジーさんは「とても優雅な式典だった」と話した。(共同)

産経新聞 2010.1.30
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