2009年11月2日、中国外交部によると、同部の馬朝旭報道局長は同日までに、米司法省が10月31日、キューバ・グアンタナモ米海軍基地に収容していた新疆ウイグル自治区出身のウイグル族の容疑者6人をパラオに移送したと発表したことについて、強い不満を表した。

移送されたウイグル族の6人は、アフガニスタンで武器を受領し、テロ訓練を受けた疑いが持たれる容疑者13人のうちの一部。米当局は容疑者らを中国に送還すれば、拷問を受ける恐れがあるとして中国政府が求める送還に応じていない。

馬報道局長は「米国が我々の意向に反して容疑者を移送したことに強い不満を持っており、この措置に断固として反対する」と表明し、早期の本国送還を求めた。(翻訳・編集/東亜通信)

中国ニュース通信社 2009年11月3日
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