2009年9月29日、中国共産党機関紙・人民日報(電子版)は、日本の「留学生30万人計画」により、中国で日本留学ブームが起きていると報じた。

「留学生30万人計画」とは2020年を目途にアジアを始めとする海外から30万人の留学生受け入れを目指すというもの。昨年から文部科学省が主導し、留学に関する情報提供やビザ取得を含む入学システムの改善、受け入れ体制の整備、卒業後の就職支援など幅広い取り組みを行っている。

記事によれば、これが奏功し、今年4月の中国人の日本留学希望者のビザ取得率は前年同期比12.5%増。東京地区のビザ取得率は90.6%にも達した。日本への留学希望者は昨年から急増、今年4月時点で前年同期比20%の勢いだという。(翻訳・編集/NN)

レコードチャイナ 2009-09-30
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