ロイター通信によると、中国の著名な人権派弁護士で北京市に事務所のある人権団体「公盟」のメンバー、許志永氏(36)が30日までに、警察当局に拘束された。同僚弁護士の話として伝えた。

許氏の自宅は鍵がかかり、携帯電話もつながらない状態。公盟のスタッフ1人も行方が分からなくなっているという。

公盟は汚染粉ミルク事件の被害者や地方政府に不満を持ち陳情で北京に来る人たちの支援活動を展開。当局側には建国60周年を前に、当局批判につながりかねない活動を抑え込む狙いがあるとみられる。(共同)

産経 2009年7月30日
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