2009年6月23日、広東省韶関市の玩具工場で漢民族とウイグル人の従業員による乱闘騒ぎが発生、118人が負傷(うち16人が重傷)、2人が死亡した。27日、広州日報が伝えた。

26日、韶関市共産党委員会は同事件に関する記者会見を開いた。舞台となった工場は外資系の大型工場で、従業員は1万人以上いたという。救急車が延べ48台も出動し負傷者を搬送する騒ぎとなった。

乱闘の原因についてはなお詳細は不明だが、「今年5月にウイグル人従業員約600人が採用されて以来、漢民族の女性従業員に対する暴行事件が相次いでいた」「漢民族の女性従業員がウイグル族の寮に入ったところ暴行を受けそうになった」などの噂が伝えられており、ウイグル族への差別が高まっていたことがうかがえる。
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レコートヂャイナ 2009年6月27日
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