南インド、セラ・ジェ僧院の僧ゲロンがphayulに伝えたところによれば、6人は法王のチベットへの帰還、チベット人の自由、及び抗議デモを行い逮捕されたものチベット人全員の解放を要求して、スローガンを叫んだ。

4人の尼僧達はリンパツァ地区にあるハルド・リンポチェの尼僧院からだが、この尼僧院は現在中国の保安部隊により包囲されているという。

<耕作奨励金?>

これとは別に、地域のチベット人が耕作拒否運動を行っていることに関し、同じく僧ゲロンに入った情報によれば、カンゼの当局はノルゼ村の住民に対し、当局の命令に従い耕作を行う者には賞金としてその者の家の改築費を政府が負担する」と発表した。

しかし、これに対し住民たちは「ダライ・ラマ法王を非難することは決して許されない」としてこの申し入れを拒否しているという。

<8人の少年少女が抗議デモ>

さらに、3月25日には少女一人を含む8人の少年少女がリンパツァ地区ゲルドゴア村で中国政府に対する抗議デモを行い逮捕された。

しかし、その中に自分の息子が含まれていた村のリーダーは当局に対し、「もしも若者たちが解放されないなら、この村の80世帯のチベット人全員が立ち上がるであろう」と警告した。
その後、当局は若年者と言う理由で彼らを解放したという。


Phayul 4月1日
http://phayul.com/news/article.aspx?id=24355&article=Protest+in+Kardze%2c+6+arrested