「インド紙ヒンドゥスタン・タイムズが31日までに報じたところによると、インド軍は中国を仮想敵国 軍事演習を3月23日から25日までの3日間実施した。

中印両国軍はこれまで、合同演習を実施するなどして信頼関係を築こうとしてきたが、中国を敵国に想定したインド軍の演習はこれに逆行する動き。インド軍将校は、インドと国境を接する中国が「唯一無二の軍事力を持とうとすれば、核戦争はないにしても、短期的で突発的な交戦の可能性はある」と指摘。2017年までに交戦するとのシナリオで演習した。

将校はまた、中国はインドへ攻撃を仕掛ける前段階として、コンピューター攻撃や情報活動などの情報戦に頼ると分析。インド側も情報戦への備えを拡充する必要性を強調した。」

(共同)

http://sankei.jp.msn.com/world/asia/090331/asi0903312215003-n1.htm