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チベット、ネパール、モンゴル、ウイグル、中国、ネパール、インドなどの情報を集約 -- Tibet-Uyghur-South Mongol issues, China, Bhutan, Nepal, India and etc related human right, freedom and peace

2014年11月

China Report 中国は今 日中首脳会談は中国でどう報じられたか

 日中首脳会談をめぐる報道や受け止め方の温度差は大きい。日本では「関係改善の第一歩」と額面通り捉えたのに対し、中国では「関係改善はまだまだ遠い」という空気をよりいっそう強く醸し出した。この1週間の流れを振り返ってみたい。

 11月8日、日本の新聞各紙は安倍信三首相と習近平国家主席が会談すると報じた。北京で開催されるAPEC首脳会議の開催中に行われるもので、実現すれば3年ぶりの対話再開となることから日本側の期待は高まった。

 ご存じのとおり、日中間では領土問題をめぐり膠着状態が続いていた。領土問題の存在を認めるようにと主張する中国側に対し、日本側は「領土問題は存在しない」との立場を崩さず、平行線は交わる兆しを示さなかった。だが、この会談をギアチェンジの契機にしたいと、日本は一定の譲歩を示した。日中両政府の合意文書の中に、「異なる見解を有していると認識」と明記したのである。
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検証・四つの原則に関する合意文書 どちらがウソをついているのか

 APEC(アジア太平洋経済協力会議)首脳会議開催中の北京で日中首脳会談が行われた。カメラの前では、習近平主席は、「お会いできて光栄です」と言う安倍晋三首相に一言もなく、ぶすっとしたまま。会談時間はわずか25分、2往復の対話を行っただけとか。習主席は心底、安倍首相と会いたくなかったのだな、という印象だ。安倍首相も、そんな相手となにも無理して会わなくてもいいだろうに。正直、この会談を見て、おお日中関係改善だ、めでたい、と明るい気分になれない。
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見てきまショー3 中国・大気汚染で、人々の暮らしの影響は? 現地の生活は「風まかせ」

大気汚染の深刻さが繰り返し報じられる中国・北京。実際どうなのか、現地に行って直接見てきましょう、というこの企画。3回目の今回は、暮らしとPM2.5についてレポートします。

 ネット動画はアイデアの宝庫、それでは今週もいってみましょう。


毎日が「風まかせ」

 日中首脳会談も実現した北京では、中国政府の強力な規制もあって、APEC開催期間中にはなんとか青空が見られました。しかし、実際の解決に向けた取り組みはまだ始まったばかりの中国・大気汚染 PM2.5問題。
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中国:岸田文雄外務大臣に対する要請書

アムネスティ・インターナショナル日本は、中華人民共和国内において、香港での抗議デモに対する支持を表明したことで拘束される人びとが増えている問題について、日本政府が懸念を表明し、拘束された人びとの釈放を中国政府に働きかけるよう要請します。
>>>全文

2014年11月6日 公益社団法人 アムネスティ・インターナショナル日本
http://www.amnesty.or.jp/news/2014/1106_4937.html

ダライ・ラマと会談へ 米高官、中国けん制か

 米政府のチベット問題特別調整官を務めるスーウォル国務次官が15日に、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世とインド北部ダラムサラで会談することが分かった。ダラムサラにあるチベット亡命政府の関係者が13日、明らかにした。

 米国のオバマ大統領は11、12両日、北京で中国の習近平国家主席と会談したばかり。オバマ氏は首脳会談で「中国の少数民族などの人権問題で米国は自由を重視する」と述べており、米側には、人権状況の改善に向け中国をけん制する狙いがあるとみられる。
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中国:ウイグル族学者の2審は非公開、代表弁護士が「弁護権侵害」と抗議

【中国】「国家分裂罪」が適用され無期懲役の一審判決を受けた中国・中央民族大学(北京)のウイグル族学者、イリハム・トフティ氏(44歳)の代表弁護士がイリハム氏の弁護権を当局から取り上げられたことが分かった。

 複数の香港メディアが12日、劉暁原・代表弁護士の話として伝えた。劉氏によれば、11日の晩に新疆ウイグル自治区高級法院(裁判所)から電話が入り、「イリハム氏の二審は秘密(非公開)裏に審理する」との通達を一方的に受けたという。劉氏はこれは事実上の弁護権を奪うもので、イリハム氏は上告の機会を失ったとの見方を示した。またイリハム氏の支援者のひとり、胡佳氏は今回の措置について、「中国共産党が同裁判をブラックボックス化し、国際社会の注目を躱した上で、イリハム氏の無期懲役刑を結審する意図がある」と批判している。
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人民日報「大国の度量示した」 日中首脳会談を論評

安倍晋三首相と中国の習近平国家主席の10日の首脳会談について、中国共産党機関紙の人民日報は11日付で論評記事を掲載し、「中国が日本の求めに応じて会談した」ことは「中国の広い度量を示している」と主張した。今後の日中関係では「日本側が(会談での)約束の履行を行動で示すかどうかにかかっている」とし、安倍政権の対応を注視する必要があるとした。
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中国、米郵政公社ハッキングか 政府関与と米紙報道

 【ワシントン共同】米郵政公社(USPS)は10日、コンピューターネットワークがハッカーに侵入され、職員や一部顧客の個人情報が漏えいした可能性があると発表した。ワシントン・ポスト紙電子版は、中国政府のハッカーが関与していると伝えた。

 同紙によると、ハッキングが発覚したのは9月中旬。今年に入って連邦政府の人事管理局も同様のハッカー攻撃を受けており、米当局はこれも中国が背後にいるとみている。

 USPSによると被害を受けた可能性があるのは、職員の住所や電話番号、社会保障番号などの個人情報。連邦捜査局(FBI)が捜査している。

2014/11/11 共同通信
http://www.47news.jp/CN/201411/CN2014111101001208.html

怒れる香港を理解できない北京 民主化要求への対応が中国多元化の試金石に

デモ開始から1カ月以上が経過しました。なぜ、これほど長期化しているのでしょうか。

倉田:当初は続いても2、3日と見られていました。ただ、警察が催涙弾を使ったことで運動が拡散し、デモへの参加者が一気に増えたのです。結果、警察が数の力でコントロールできなくなってしまったという状況です。香港政府にとっても北京の中央政府にとっても、何より学生を中心とするデモ隊にとっても想定外の展開でしょう。

こうなってくると、落とし所が難しいですね。

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チベット情報 チベットNOW@るんた

焼身者を車に乗せるのを手伝い殺人罪
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51837955.html

中学生が「平等と民主」を求めデモ
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51837783.html

ソク県の僧侶、秘密裁判により12年の刑
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51837323.html

ウーセル・ブログ「文明と反文明の1日」
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51837046.html

セルタで元僧侶が1人デモ
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51836586.html

ナンチェンの高僧ケンポ・カルツェに2年半の刑
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51836524.html

<整理整頓工作> 仏塔、マニ塚、お堂取り壊し等々 ディルで新たな弾圧
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51836072.html

成功した商人がカンゼで1人デモ 3児の父
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51835916.html

新たな焼身者 秘密裏に治療中
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51835694.html

ダライ・ラマ法王ノーベル平和賞受賞25周年祝賀会
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51835653.html

チベットNOW@るんた
http://blog.livedoor.jp/rftibet/

「チベット旅行したけど幸せそう」中国政府、ユーチューブ捏造動画でプロパガンダ―米メディア

2014年11月5日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトは記事「ユーチューブ、チベット宣伝の偽アカウントを閉鎖」を掲載した。

ロンドンの人権団体フリーチベットによると、ユーチューブには「チベットを旅行したがチベット人は幸福に暮らしている」などと宣伝するアカウントが数多く存在している。中国を旅行した白人のユーザーがアップしたものに見せかけているが、実際には中国当局がプロパガンダのために解説したニセのアカウントだという。

今年9月、同団体はユーチューブに問題点を指摘。すでに50以上が閉鎖された。ユーチューブだけではなく、ツイッターにも「チベット人の幸福な暮らし」を宣伝する偽のアカウントがある。今年7月にツイッター社に通報。問題のアカウントは削除された。

フリー・チベットの関係者によると、中国政府はプロパガンダ攻勢を強めており、偽のアカウントでSNSに情報を拡散しているほか、10月21日には欧米の政治家やメディアをチベットに招待するなどの動きも見せている。

2014年11月6日 http://news.livedoor.com/
http://news.livedoor.com/article/detail/9440151/

生きづらい中国で、美しく生きる人々 システムと個人の相互不信【後】

前編では、中国で出会った「システムの不備」に纏わる話をあけすけに編集担当Y氏にしていたら、彼から「中島さん、なんだか最近、中国に取材に行くたびに、どんどん中国が嫌いになっていっていません? 私、今日はあまりの毒舌ぶりに正直いって呆れましたよ!」と言われて、どきっとしたことをお話した。

 中国では、公共の施設はすべてが管理する側の視点で設計されており、使う人がどんなに不便だろうが、そんなことは知ったこっちゃない、というほど使いにくい。障害者用のサービス(点字ブロックなど)もあることはあるが、ブロックは途中で寸断されていたりする。公共の乗り物を利用しなければならない人々は、いつもそのインフラに我慢しなければならない。
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ダライ・ラマ法王、マララ・ユスフザイさんとカイラシュ・サティヤルティさんのノーベル平和賞受賞を祝福

本年度のノーベル平和賞の受賞者が発表されると、ダライ・ラマ法王はすぐに二人の受賞者に次のような書簡を送られた。


「ノーベル平和賞を受賞されたお二人に、心からお祝いを申し上げます。お二人がそれぞれ異なる環境で、子どもたちを守るために、また子どもたちの教育を受ける権利を守るためになされてきたことがこのような形で認められたことは、私にとっても大きなよろこびです。」

そして、パキスタンのマララ・ユスフザイさんには次にように書かれた。
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二人の子を持つ父親、ゴロクで焼身抗議を図り、焼身抗議者数、合計132人に達する。

ダラムサラ:二児の父親であるクンチョク氏(42)が、ゴロク・チベット自治州(中国・青海省に位置する)甘徳県ツァンコルにて、中国政府への抗議行動としての焼身抗議を図った。

マスコミの報道によると、この焼身抗議は9月16日に起きたという。しかし、そのニュースは土曜日になってようやく発表された。明らかに、焼身という抗議行動を巡る、中国当局による情報弾圧のためであろう。また、事件をすぐに通報することによって受けるであろう中国当局からの処罰を避けたかったという家族の思いもあった。クンチョク氏は、ゴロク・チベット自治州甘徳県の警察署の前で焼身抗議を行った。目撃者らは、炎をあげて燃えるクンチョク氏の身体に水をかけてなんとか火を消し止め、近くの病院に連れて行ったという。

>>>全文

ダライ・ラマ法王日本代表部事務所 2014年10月7日

「中国嫌い」になるワケを身をもって知る システムと個人の相互不信【前

 北京、上海の病院関係者と友人になった縁で、病院内を見学させてもらうことになったのだが、北京市内の大病院の入り口に到着したところ、のっけから驚いてしまった。

 「問診部」と書かれた外来の玄関の両脇に、たくさんのふとんや段ボール、小型の椅子、ボストンバックなどが置かれ、そこに(つまりコンクリートの地面に)大勢の人が座ったり横たわったりしていたのだ。
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