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チベット、ネパール、モンゴル、ウイグル、中国、ネパール、インドなどの情報を集約 -- Tibet-Uyghur-South Mongol issues, China, Bhutan, Nepal, India and etc related human right, freedom and peace

2014年11月

「寛大と辛辣」中国、ぬぐえぬ二面性

アジア太平洋経済協力会議(APEC)でホスト国を務めた中国は、数々の首脳との会談で主導権を握り、多大な成果を上げた。特にオバマ米大統領との会談は、貿易、軍事、CO2排出量で合意を見る実り多いものとなった。しかし、中国が世界に対して抱く警戒心は今も強く、外交方針が一新されたと見るのは早計だ。

 中国の北京で11月10〜11日に、APECの首脳会議が開催された。人民大会堂や、紫禁城に隣接する官邸街の中南海、さらには北京郊外の雁棲湖を舞台に演じられた中華皇帝さながらの演出を中国国営メディアは逐一伝えた。


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香港:1時間半で「陥落」九竜半島占拠地 当局が強制撤去

 【香港・隅俊之】香港の次期行政長官選挙制度に反対する民主派の道路占拠で、香港当局は26日、デモ隊の一大拠点だった九竜半島の繁華街・旺角(モンコック)の幹線道路でバリケードなどを強制撤去した。香港警察は25日以降、デモ隊の中でも特に強硬派や学生団体幹部らに狙いを定めたように次々と逮捕。リーダー役を失った九竜半島の占拠地は、わずか1時間半で「陥落」した。
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日中、合意英訳で対抗 首脳会談直前の文書 中国、すり合わせず発表

 日中両国が関係改善に向けて7日に発表した4項目の合意文書で、中国側が日本側への相談やすりあわせなしに英語版を作成、発表していたことが分かった。尖閣諸島問題などを巡り自国の立場に引きつけた表現を用いており、強硬な世論への配慮など中国側の複雑な思惑を反映している。

 ■尖閣巡る対立、印象づける

 複数の日中関係筋が明らかにした。
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ウイグル族擁護の研究者 無期懲役確定

中国で少数民族ウイグル族の権利擁護を訴えていた研究者が国家の分裂を図った罪に問われた裁判で、裁判所は、1審に続き2審でも無期懲役の判決を言い渡し、刑が確定しました。

この裁判は、ウイグル族の権利擁護を訴え、政府の民族政策を批判してきた研究者のイリハム・トフティ氏が、国家の分裂を図った罪に問われたもので、ことし9月、1審は無期懲役の判決を言い渡しました。
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12月13日(土) 『アマ・チュンワ チベット・私の故郷』

『アマ・チュンワ チベット・私の故郷』

10年ぶりに故郷チベットに里帰りをしたチベット人女性が、
30年ぶりに再会した従弟と辿るチベット横断行。
旅を通して、チベットの美しさやチベット文化の尊さ、チベット人の強さ、
気高さ、そして深い悲しみが浮き彫りになっていきます…

原作/クンサン・ハモ
   『小さい母さんと呼ばれて チベット、私の故郷』(集英社)
企画/MAKI
構成・演出/露川冴
出演/野口有紀 中村和三郎 井口愛 MAKI

日時:2014年12月13日(土) 15時半開場・16時開演
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チベット密教の法具など公開 阪南に寺院の宝物館完成 大阪

 チベット密教系寺院の貴重な法具などを保管・展示する宝物館が、阪南市箱作の住吉山雷蔵寺近くに完成した。日本では珍しい関連書籍をはじめ、仏像、曼荼羅(まんだら)図など計約600点を有料で一般公開している。

 チベットでは、7〜14世紀ごろにかけてインドから直接、仏教を取り入れ、インド仏教の伝統が途絶える寸前の時代に伝来した密教の特徴を現在に伝えているとされる。
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(世界発2014)細るチベット、難民社会 インド北部、経済苦で人口流出

インド北部ダラムサラを中心とする亡命チベット人社会が、人口減少の危機に直面している。避難先での経済苦などから欧米などをめざす人が増えるのに加え、中国による国境管理の強化で越境者は激減。中国が漢族への同化政策を進めるなか、チベット文化を継いできた難民社会が、岐路に立たされている。

 ■2世、帰還に…>>>全文

朝日 2014年11月20日

「中国との対話、継続すべきだ」 チベット亡命政府首相

2011年にチベット難民による選挙で選ばれたロブサン・サンガイ首相(46)が、朝日新聞のインタビューに応じた。主なやりとりは以下の通り。

 ――チベット問題をどうとらえ、習近平(シーチンピン)政権との対話をどう再開しますか。

 「チベットは占領下にあり、人々が抑圧されている状況は変わらない。宗教の自由は否定され、チベット仏教徒はダライ・ラマ14世の写真を掲げるのを禁じられている。すべての寺院で、共産党の委員会が僧侶の生活を監視し、政治的な抗議活動は制限されている」

2014年11月20日 朝日
http://www.asahi.com/articles/ASGC75TN6GC7UHBI01R.html

インドがベトナムに海軍艦船を供給、南シナ海監視活動視野

インドのモディ首相は28日、同国訪問中のベトナムのズン首相と会談後、ベトナムに近く海軍艦船を供給すると表明した。ベトナムは中国と領有権を争う南シナ海の監視活動を強化する意向を示している。

両首脳はベトナム軍を近代化し、ベトナムのエネルギー部門へのインドの関与を高めることで合意した。
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日中首脳会談は本当にやるべきだったのか

11月10日に開かれた日中首脳会談について、識者の評価は割れている。積極的な評価を下す石平氏。小谷哲男氏は、会談によって日中がスタート地点に立ったと一定の評価をしながらも、今後対話を進めていくうえでの不安要素を指摘する。また、佐々木智弘氏は会談実現に至った中国側の事情を、『人民日報』をもとに解説する。本稿では、「本当にやるべきだったのか」と疑問を呈し、その理由とあるべきタイミングについて考える。そのうえで、今回のAPECでは、中国があげた外交成果に注目すべきだという。
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「運動の汚点」…香港議会内、デモ隊一部暴徒化

香港で行政長官選挙の民主化を求める学生らによる道路占拠が続くなか、香港島中心部の立法会(議会)敷地内で19日未明、デモ隊の一部と警官隊が衝突した。


 警察は6人を逮捕した。香港当局が18日にバリケードの一部を撤去したことなどに反発する強硬派のデモ隊が建物のガラスを割るなど暴徒化した。学生や民主派からも批判の声が出ている。

 地元テレビは19日、数十人のデモ隊が、学生らと連携する民主派の立法会議員の制止を振り切って建物のガラスを割る映像を、放映し続けた。この議員は「(占拠)運動の汚点となった」とデモ隊を批判。道路占拠に参加する中高生ら主体の「学民思潮」のリーダー、黄之鋒氏も「困惑している」と語った。香港大の世論調査(17〜18日実施)では、政府が学生らを排除すべきだとする回答が約68%に達しており、こうした声が強まる可能性がある。

2014年11月19日 The Yomiuri Shimbun
http://www.yomiuri.co.jp/world/20141119-OYT1T50117.html?from=ytop_main4

ダライ・ラマ14世:米調整官と会談

  米国務省でチベット問題特別調整官を務めるサラ・スウォール次官は15、16の両日、インド北部ダラムサラを訪問し、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世と会談した。オバマ米大統領は今月、習近平・中国国家主席と会談したばかりで、スウォール次官の訪問はチベットの人権問題で中国をけん制する狙いがあるとみられる。

 関係者によると、スウォール次官は亡命チベット人の公衆衛生向上のため320万ドル(約3億7200万円)の支援を表明し、改めて米国の立場などを説明したとみられる。オバマ米大統領は12日、習主席との共同記者会見で「我々はチベットの(中国からの)独立は支持しない」と明言。一方で「チベット人の文化や宗教、言語の独自性を守るよう中国当局に働きかける」と述べ、チベット文化の尊重を求めていた。

 ダライ・ラマ14世は中国チベット自治区の独立ではなく「高度の自治」を主張している。

毎日 2014年11月16日
http://mainichi.jp/select/news/20141117k0000m030072000c.html

中国の工作進む香港 児童に共産主義教育施し隠れ党員化企む

 現在、中国の北京政府は様々なルートで香港をターゲットにした秘密工作を行なっている。そうした北京政府の手法を知り尽くしているのが、チベット亡命政権のキャルサン・ギャルツェン議員だ。彼はインドに脱出するまで、中国政府の役人として対チベット人の秘密工作に携わっていた。

「私は工作員が収集した、ダライ・ラマ法王を中心とするインド・ダラムサラのチベット亡命政権の高官や高僧の動静情報を中国語に翻訳したり、生まれ故郷の甘孜(カンゼ)チベット族自治州など四川省内の18か所のチベット族居住区の高僧や寺院の動きを探るなどの仕事をしていました」

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圧政下の声なき声を聞け オピニオン誌「夢・大アジア」創刊 福岡

 中国共産党政権に抑圧されるチベットやウイグルなど、諸民族の解放を目指す季刊オピニオン誌「夢・大アジア」(A5判)が創刊された。各地の独立運動、民主化運動のリーダーや国際政治の専門家らが寄稿した。編集を担当するNPO法人「夢・大アジア」(福岡市、石井英俊理事長)によれば、地方発のオピニオン誌はめずらしいという。

 創刊号(192ページ)では、チベット出身の国際政治学者、ペマ・ギャルポ氏や、亡命ウイグル人による組織「世界ウイグル会議」幹部のイリハム・マハムティ氏らが、チベット自治区や新疆ウイグル自治区における中国共産党による民族弾圧の実情を記した。
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高須院長、チベットでダライ・ラマ14世と会談

 美容外科『高須クリニック』の高須克弥院長(69)が14日、チベットでダライ・ラマ14世と会談したことを自身のブログで報告した。

 チベットの才能ある若者を支援する「チベット高須奨学金」の奨学生の激励のため、妻で漫画家の西原理恵子氏とともにチベットを訪問していた高須院長は、12日にダライ・ラマ14世と会談した際に撮影された3人の写真を公開した。

 12日には現地で右足を負傷し、足に包帯を巻いた姿や車いすに乗る写真が公開され、西原氏も自身のツイッターで「わがまま患者看病中」と報告していたが、ダライ・ラマ14世とは負傷前に会談していた。

 14日に帰国した高須院長は「今日中にさくっと自分で自分の故障治して、明日からバリバリ働くぜ」と快方に向かっていることをツイッターでつぶやき、院長との夫婦生活を西原氏が描く新連載漫画『ダーリンは70歳』(『ビッグコミックスペリオール』/小学館)を元気にアピールした。

http://www.oricon.co.jp/ 2014-11-14
http://www.oricon.co.jp/news/2044588/full/
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