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チベット、ネパール、モンゴル、ウイグル、中国、ネパール、インドなどの情報を集約 -- Tibet-Uyghur-South Mongol issues, China, Bhutan, Nepal, India and etc related human right, freedom and peace

2014年04月

チベット医学、2020年までに自治区全域カバー

 中国のチベット自治区衛生局によりますと、2020年までにチベットの95%以上の住宅団地と郷・鎮など末端にある全ての医療機関にチベット医学による診療室や薬局を設置し、農村部の75%以上の医務室がチベット医学の医療を提供することを目指しているということです。

 2300年以上高原で伝承されてきたチベット医学は、完全な理論体系と豊富な臨床経験を持っています。中国では最も完全で影響力のある少数民族医学の1つであり、世界でも漢方医学・古代インド医学・古代アラビア医学と共に4大伝統医学に数えられています。現在、ユネスコの無形文化遺産の登録を申請しています。

2014-04-20  中国国際放送
http://japanese.cri.cn/881/2014/04/20/162s219981.htm

最新のレポートを公開! 中国の行政拘禁制度の一つ、労働教養制度の実態が明らかに!

「労働教養」は中国の行政拘禁制度の一つです。
警察などの行政当局が、裁判抜きで最長4年間人びとを拘束することができます。「社会秩序を脅かす」とみなされた人びとが拘束され、虐待を受けてきました。その中には、当局とは異なる意見や信条を持つ人、平和的に表現の自由を行使しただけの人も数多く含まれています。
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中国: 女性人権活動家 労働教養の実態暴露で拘留 釈放要求アクション

中国の「労働による再教育(労働教養)」制度で虐待が行われている実態を暴き、腐敗を糾弾している女性人権活動家・劉華さんは、「挑発混乱引起罪」容疑で、犯罪者として拘留されている。劉さんは、RTL制度の下で行われている拷問や虐待を暴いたドキュメンタリーに出演したために、当局から罰を受けているのは周知のことである。彼女は良心の囚人であり、即時かつ無条件に釈放されるべきである。

劉さんはまず3月10日に北京市内で、複数の遼寧省瀋陽公安局員により拘束された。自宅がある瀋陽に連れ戻され、現在は瀋陽第一拘禁センターで拘留中である。警察は繰り返し、尋問を行っている。彼女が馬三家女子労働教養所を扱ったドキュメンタリーの中で、「拷問が行われている」と申し立てたことと、2月の全国人民代表者大会開催中に、同労働教養所の他の元収容者20人と共に行った陳情したことに関して、尋問は行われている。

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中国でチベット族男性が焼身自殺 抑圧的政策に抗議か

 【北京共同】米政府系放送局ラジオ自由アジアなどは16日までに、中国四川省カンゼ・チベット族自治州道孚県の地元政府庁舎付近で15日、チベット族の男性(32)が焼身自殺したと伝えた。

 男性は、チベット族に対する中国政府の抑圧的な政策に抗議していたという。

 中国のチベット族居住区では2009年以来、当局の少数民族や宗教政策に不満を持つチベット族が焼身自殺を図るケースが相次いでおり、100人以上が死亡したとされる。

2014年4月16日 東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014041601001435.html

<速報>カム、タウで新たな焼身・死亡 内地131人目

今日、現地時間正午頃、カム、タウ県(དཀར་མཛེས་ཁུལ་རྟའུ་རྫོང་ཁང་སར་ཤང་།四川省カンゼチベット族自治州道孚県)カンサル郷付近でティンレー・ナムギェル(འཕྲིན་ལས་རྣམ་རྒྱལ།)、32歳が中国の圧政に抗議する焼身を行い、その場で死亡した。

遺体はチベット人たちによりまずゴンタル僧院に運び込まれ、その後家族に引き取られた。その後の状況は未だ不明。

ティンレー・ナムギェルはタウ県カンサル郷ゲンネ村の出身。父ドゥロ、母ペルラの息子。

BlQOSrGCUAAgC6n内地焼身者131人目。タウでの焼身は4人目。

先月29日にはカム、バタンで尼僧ドルマ(31)が焼身している。彼女の生死は依然不明のまま。

>>>全文

チベットNOW@るんた 2014年04月15日

中国 チベット人への日々の数々の蛮行 民族浄化、宗教弾圧をはかる

連日のように伝えられる、中国人によるチベット人への日々の数々の蛮行。日本のマスコミではほとんど報道されない民族浄化、宗教弾圧の事実。ニュースブログ「チベットNOW@るんた」ではそれらのニュースを配信している。以下は最近のニュースの一部である。(ニュースチベット文化圏)


<速報>カム、タウで新たな焼身・死亡 内地131人目
カム、ザチュカ全域で僧院弾圧
ビデオ:デゲで勇敢な若者が1人抗議デモ
マニ車も政治的意図ありと撤去要求
獄中12年目 テンジン・デレック・リンポチェ解放キャンペーン
ソク県:拘束された僧侶の解放を求めた僧侶たちをめった打ち さらに3人拘束
1年半後、焼身者が自ら腸を引き出すという衝撃映像が伝わる
ディル:秘密裁判により地区の指導者5人、その他1人に10〜18年の刑
囚われのチベット人作家テウランが解放される

カム、ザチュカ全域で僧院弾圧このエントリーをはてなブックマークに追加 はてなブックマーク - カム、ザチュカ全域で僧院弾圧

RFAに現地から伝えられたところによれば、最近カム、ザチュカ(四川省カンゼチベット族自治州セルシュ県)一帯の僧院に大勢の役人、警察、軍が押し掛け、ネット・電話を切断し僧院を捜査、数人の僧侶が拘束されたという。

ザチュカ一帯には45の僧院があると言われるが、その内セルシュ僧院、ウォンポ僧院、チョオ僧院、アリ・ザ僧院、ワキル僧院、シルサ僧院その他小さな僧院にまで役人、警察、軍が出動し各僧坊を徹底的に捜査しているという。なぜこの時期にこのようなことが行われるのかは不明とされる。
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警察がウイグル少年を射殺 中国新疆、数百人がデモ

米政府系放送局ラジオ自由アジアは15日までに、中国新疆ウイグル自治区のアクス地区で12日、バイクに乗って赤信号を無視したウイグル族の少年(17)と警察の間でトラブルがあり、警察が少年を射殺したと報じた。

 少年射殺に怒ったウイグル族の住民数百人が12、13両日、少年の遺体を担いで抗議デモを実施。当局は催涙ガスを使用し、約30人を拘束するなどしてデモを抑え込んだ。

 アクス地区では、ウイグル族によるとみられる警察襲撃や公安当局との衝突がたびたび発生。当局が「テロの実行犯」として容疑者を射殺するケースが相次いでいる。

2014/04/15 共同通信
http://www.47news.jp/CN/201404/CN2014041501001505.html

ダライ・ラマが高野山大で法話 国内外から僧侶600人

 和歌山県高野町の高野山大で13日、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世が法話を行い、公募で国内外から集まった僧侶など約600人が聞き入った。

 ダライ・ラマは仏教の歴史や各国の宗教を説明。「すべての宗教は愛情や慈悲の心を高めなければならない」などと呼び掛け、「異なった宗教観によるトラブルや問題があり心が痛む。もっと忍耐する実践を積んでほしい」と話した。

 真言密教とチベット密教の学術交流を図るため、高野山大が約2年半ぶりに招いた。14日には法話を聞いた約600人に、チベット仏教に伝わる宗教儀式「胎蔵マンダラ灌頂」を行う。

2014/04/13 共同通信
http://www.47news.jp/CN/201404/CN2014041301001725.html

国境問題で中国メディアがBBC批判・・・インド側の地図引用

中国国際放送はBBCが運営ニュースサイトに掲載したインドの総選挙(下院選挙)情勢を解説する記事で、「中国側が絶対に認めないと表明している」国境線が描かれた地図を使ったとして、批判した。BBCはインド選挙委員会の地図を引用した。

 投票は4月7日から5月12日にかけて実施される。インドで下院選挙区は計543カ所ある。投票日は9通りあり、選挙区によっていずれかの投票日に定める方式だ。
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紙幣に印刷された「反動的メッセージ」 (1/4ページ)

 【国際情勢分析】

 中国新疆(しんきょう)ウイグル自治区の政府系ニュースサイト、天山網によると、自治区の区都、ウルムチ市内で最近、「反動的なメッセージ」が印刷された一元紙幣が相次いで見つかった。この手法は、中国政府から非合法と指定されている気功集団「法輪功」が用いてきたものだ。新疆ウイグル自治区ではウイグル族に対する締め付けが強化されているとみられ、不満の高まりに乗じて共産党批判が広まることに、公安当局が神経をとがらせている。

 伏せられた詳細
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投資失敗に「騙された!」と熱くなる中国人民 不動産や理財商品が国家崩壊の引き金に!?

分譲住宅を購入するとき、足を運ぶのがモデルルームだ。そのモデルルームにはたいてい、完成時を予想した住宅と街区の模型が設置されている。

 その模型がある日突然、暴漢らに襲われた。高層住宅をかたどった多くの模型は見るも無残に“倒壊”し、模型を囲うガラスも粉々に砕け散った。

 この暴漢の正体は、このマンションをすでに購入し居住している所有者たちだった。
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ネパール:中国の圧力強化で脅かされるチベット人  当局による難民監視強化と人権侵害拡大



(カトマンズ)- ネパールが中国の強い圧力を受けた結果、国内に居住するチベット人への規制を強化していると、ヒューマン・ライツ・ウォッチは本日公表した報告書で述べた。ネパール新政権は、迫害を逃れてきたチベット人を受け入れ、表現・結社・集会の自由を平和的に行使する基本的権利を制約しないことを中国に明示すべきだ。

全100ページの報告書「中国の影で:ネパールでのチベット人虐待」は、ネパールのチベット人コミュニティーが現在、事実上の政治デモ禁止状態にあり、チベットの文化と宗教を促進する公の活動を厳しく制限され、ネパール治安部隊から日常的に人権侵害を受けていることを明らかにしている。チベット人はネパールで、過剰な力の行使、恣意的拘禁、拘禁中の虐待、脅迫と強要、威圧的な監視、定義が曖昧で過度の拡大解釈が可能な治安関係の容疑の恣意的適用などに直面している。
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明大アジア史講座 「雪の国チベットの歴史と文化」

明治大学のリバティ・アカデミーで、全五回のチベット講座が行われます。
チベットの各ジャンルの専門家を集めたオムニバス講座です。

講座趣旨

ヒマラヤの向こうにある有雪(うせつ)の国チベットは、古来より我々の心を惹きつけて止みません。中国の歴史を見ると、清朝皇室はチベット仏教を信仰しており、なかでも熱心なチベット仏教徒である乾隆帝の姿は、当時中国を訪問した朝鮮人の記録にも登場します。
チベットとはどのような場所なのか、その文化の要であるチベット仏教と言語、さらには清朝皇帝とチベット仏教の歴史的関係まで、チベットを多角的に学んでいきます。


●「チベットの歴史と文化」火15:00〜16:30

日付 内容 (担当講師)
1 ) 5/13 「聖なる都・ラサとその歴史」(小松原ゆり)
2 ) 5/27 「チベット仏教と僧院文化」(野村正次郎)
3 ) 6/10 「朝鮮知識人が見たチベット仏教世界」(寺内威太郎)
4 ) 6/24 「チベットの言語と文学 ( 海老原志穂)
5 ) 7/08 「清朝皇帝とチベット仏教」 (石濱裕美子)

⇒詳しくはこちらをご覧ください。

人超拘束=人権団体

米国を拠点とする人権団体、南モンゴル人権情報センターは3日、土地の権利をめぐり抗議活動を行っていたモンゴル族の遊牧民39人以上が中国の警察当局により拘束されたと明らかにした。

同団体によると、内モンゴル自治区バヤンノール市の地方政府官舎の周りで今週3月31日、100人以上が抗議活動を行っていたところ、遊牧民らは拘束されたという。

デモ参加者らは同団体に対し、治安当局に電気警棒でたたかれたと報告した。

同人権団体によると、抗議活動は内モンゴル自治区の区都、フフホトで3月26─28日にも行われたが、参加者は「数百人」の地元警察に自宅まで連行されたという。

ロイター 2014年 04月 3日
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPTJEA3200B20140403
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