ニュース チベット文化圏 News Tibetan Bunkaken

チベット、ネパール、モンゴル、ウイグル、中国、ネパール、インドなどの情報を集約 -- Tibet-Uyghur-South Mongol issues, China, Bhutan, Nepal, India and etc related human right, freedom and peace

2010年11月

ダライ・ラマ政治ポスト引退に「1年かかる」 側近が認識

PTI通信が27日までに報じたところによると、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の側近は、ダライ・ラマが政治的ポストから数カ月以内に引退する可能性を示唆したことについて「引退に関するすべての手続きを終えるのに約1年はかかる」との認識を示した。

 側近によると、来年3月以降に招集されるチベット亡命政府議会で引退が承認されたとしても、その後の手続きにはさらに6カ月を要するという。

 来年3月にはチベット亡命政府首相選が実施される予定で、ダライ・ラマは新首相誕生後に政治的ポストからの引退を正式表明する可能性がある。(共同)

産経新聞 2010.11.27
http://sankei.jp.msn.com/

12月4日 世界人権デーにチベットの人権を訴えるデモ行進 『自由への道―チベット』

以下、TSNJより転載します。
-------------------------------------------------------------------------------------
世界人権週間に臨み、チベットの人権を訴えて歩くデモ行進が、東京・新宿で行われます。

■ 日時:12月4日(土) 12:00開始(雨天決行)
■ 集合場所:新宿区柏木公園(新宿駅西口徒歩5分)
■ 主催:2010チベット人権デモ実行委員会
■ 協力団体:
在日チベット人コミニュニティー
Students for a Free Tibet
チベット交流会
ルンタ・プロジェクト
■ 賛同団体:
宗派を超えてチベットの平和を祈念し行動する僧侶・在家の会
Free Tibet Japan
四方僧伽
■予定時間:
12:00 集会開始
12:30 デモ行進出発
13:30 到着、解散
■コース(予定)
(出発地)柏木公園→新宿大ガード西左折 →新宿郵便局前→甲州街道左折→新宿駅南口前
→明治通り →伊勢丹脇→新宿七丁目交差点左折 →(到着地)大久保公園解散

11月28日/12月10日 にっしぃ劇場のイベントのお知らせ@カフェおはな

以下、Linkaより転載します。
-------------------------------------------------------------------------------------
「懐かしい未来」上映会&トーク
11/28(日)19:30 より@カフェおはな
19:00 開場
19:30 「懐かしい未来」上映
20:30 NPO法人「懐かしい未来」のリプトンさんのトーク
21:00 フリートーク
参加費:¥800+ワンドリンクまたはワンフード
自然とともに生きてきたインド・ラダックの人々の生活が開発によりどう変わったか。
そこから我々は何を学ぶべきか。
リプトンさんのトークでは、脱原発を考える時、我々はどういうライフスタイルを目指すべきか
などについてお話しして頂きます。

「チベットの風」上映会&トーク
12/10(金)20:00 より@カフェおはな
20:00 「チベットの風」上映
21:30 Nマーラさん(制作者)トーク
22:00 フリートーク
参加費:¥1000+ワンドリンクまたはワンフード
2008年のチベット本土における騒乱がなぜ起こったか。
その疑問を解決するため、チベット本土とインド・ダラムサラに渡り、独自に取材したドキュメンタリー
世界人権デーの日に、チベットの人権について考えたいと思います。

宜しくお願い致します。

米で出産の中国人の増加、「中国系米人増→米政治に影響」の見方も―米メディア

2010年11月22日、米国公共ラジオ放送(NPR)によると、子供の米国籍を取得するため米国で出産する中国人が増えており、米国人ネットユーザーの間で議論が起きている。23日付で環球網が伝えた。

多くのネットユーザーは「中国人の訪米出産は一種の脅威だ」としており、「移民法は改正されるべきだ」との声が多い。ある人は「政治家は中国人の流入を阻止すべきだ」と強く主張。「雇用情勢は悪化しており、わずかな機会までも中国人に奪われるのは不公平だ」としている。別のユーザーは「中国人が最も得意なのはコピーだ。彼らが大人になった後、米国の技術を中国に持ち出すようなことになるかもしれない」と不安を露わにしている。

しかしその一方で、中国人が米国を訪れて出産することは悪いことではないと考える人も多い。「中国人は教育を重視している」「中国人の働きは米国に貢献する」「彼らは米国で税金や学費を納めている。一方的に国籍どろぼう呼ばわりすべきではない」といった意見が並んだ。

注目されるのは「移民は中国から米国への最大のプレゼント」「米国の政治に影響を与えるかもしれない」という見方。あるネットユーザーは「中国が人口の1%を送り込めば、選挙では大きな力となる」と指摘し、「米国は政策の決定から大統領選挙まで、投票権を持つそうした中国系グループの干渉を受け続けることになるかもしれない」と警告している。(翻訳・編集/岡田)

レコードチャイナ 2010-11-26
http://www.recordchina.co.jp/

中国:尖閣諸島へ科学調査船航行も ガス田開発で

日中関係に詳しい中国筋は26日、中国当局の科学調査船が近く東シナ海の尖閣諸島付近へ向かうとの見通しを明らかにした。20日ごろに中国の漁業監視船が同海域に接近したばかり。日本領海に接近すれば日本側との間で緊張が高まる可能性もある。

 同筋によると、調査を計画しているのは中国政府の研究機関、中国科学院の海洋研究所(山東省青島市)所属の科学調査船で、青島港から出港するという。東シナ海でのガス田開発へ向けた海底調査とみられる。

 海洋研究所の調査船はこれまでも同海域で調査を行ったことがある。

 日中関係は9月に起きた中国漁船と海上保安庁巡視船の衝突事件で急速に悪化。漁業監視船に続き科学調査船も派遣すれば、中国として領有権を毅然と主張するとの決意を示す格好だ。

 中国は近年、海洋権益確保のため東シナ海などでの巡視や活動を強化。ことし4月には海軍艦艇が沖縄近海で軍事演習を実施、5月には奄美大島沖で海洋調査船が海保の測量船を追跡した。(共同)

毎日新聞 2010.11.26
http://mainichi.jp/

習近平氏、アフリカ資源国との関係強化

【北京=大木聖馬】今月14日からアフリカ諸国などを歴訪した中国の習近平・国家副主席が24日、帰国した。


 習氏は、10月に次期最高指導者の地位を確立してから初めてとなった今回の外遊で、アフリカ資源国を重視する姿勢を鮮明にした。

 習氏が訪問した南アフリカ、アンゴラ、ボツワナは、原油や金、ダイヤモンドなどの産出国で、中国の重要な貿易相手国。習氏は、11年から始まる中国の第12次5か年計画の基本方針を説明し、アフリカを今後も支える姿勢を強調。さらにエネルギーや鉱業分野での協力文書に調印した。

 中国とアフリカの貿易総額は、00年の106億ドルから08年の1068億ドルと10倍に拡大。今年1〜9月は937億ドルに達し、昨年同期比48%増となった。中国の輸入品の多くが鉱物資源で、アフリカは中国経済の発展を支える戦略地域だ。温暖化などの問題でも多数派工作に欠かせないパートナーだ。

 習氏は帰路に立ち寄ったスペインでヒメネス外相と会談。外相から「欧州連合の対中武器禁輸の早期解除を進める」との言葉を引き出し、党中央軍事委副主席としての仕事もこなした。

読売新聞 2010年11月25日
http://www.yomiuri.co.jp/

ノーベル委、中国に影響も 史上最も重要な平和賞

【ストラスブール共同】中国の民主活動家、劉暁波氏にノーベル平和賞を贈るノルウェー・ノーベル賞委員会のトルビョルン・ヤーグラン委員長(同国元首相)は25日、フランス・ストラスブールで共同通信と会見、今年の平和賞は人権の向上を重視してきた100余年の同賞の歴史で「最も重要な授賞の一つ」と強調、中国の人権状況改善に「影響を与えるだろう」と述べた。

 授賞式は来月10日。中国当局は国家政権転覆扇動罪で服役中の劉氏や妻を出国させない見通しで、同委は劉氏らの出席を断念。しかし委員長は、式場の「主のいないいす」により「中国に深刻な人権問題が存在し、この平和賞は必要だった」ということを伝える「より強いシグナル」が世界に送られると述べ、中国の姿勢は逆効果だとの考えを示した。

 中国側からノルウェーに対し、閣僚級会合の中止を通告するなど、両国関係は著しく悪化したが「中国指導部は現実的な考えを持っており、(反発を)長期間続けることは中国の利益にならないと認識するだろう。関係はすぐに正常化する」との見通しを示した。

東京新聞 2010年11月26日
http://www.tokyo-np.co.jp/

2年半に渡り拘置所に収監されていた尼僧が骨折と重い健康障害の下、開放される。

以下、チベットNOW@ルンタより
-----------------------------------------------------------------------------------

25日のVOTチベット語放送http://www.vot.org/#、
23日付けRFAチベット語版http://www.rfa.org/tibetan/sargyur/a-nun-in-kham-suffered-severe-beating-under-detention-and-receives-treatment-11232010192827.html
及び25日付Phayul.com(英語)によれば、
http://www.phayul.com/news/article.aspx?id=28618&article=Nun+set+free+from+jail+in+%22serious%22+health

先の11月19日、2008年の抵抗運動に参加した尼僧が重い健康障害の下、拘置所から外に出された。
これは南インド、セラ僧院の僧ペマ・ツェワンが確かな事実としてVOTに伝えた情報。

2008年5月20日、カム、カンゼ、ダルゲ・ニャゲ尼僧院(དར་རྒྱས་དགོན་པའི་ཉ་བརྒྱད་བཙུན་དགོན་)の尼僧タシ・ヤンツォ(བཀྲིས་དབྱངས་མཚོ་、通称タガ)は他の2人の尼僧セル・トゥック(གསེར་ཕྲུག་)とジャンパ・チュキ(བྱམས་པ་ཆོས་སྐྱིད་)(この2人の尼僧の名はVOTとphayulではアチュとソチュとなっている)と供にカム、カンゼの市中で中国政府のチベット政策に対する抗議を示す平和的デモを行った。
3人は間もなく逮捕され、その後四川省の省都、成都付近の拘置所に収監されていた。
情報によれば、3人は拘置所で激しい拷問を受け、セル・トゥックとジャンパ・チュキの2人は重体に陥った。
拘置所で死なれるとまずいというので先にこの2人は開放された。

タシ・ヤンツォはそのまま2年半も拘束された後、今年11月19日、外に出された。
拘置所から開放された時、拷問により彼女の右腕は2カ所骨折しており、右耳の聴力もほとんど失われていた。
さらに、結核を患い、呼吸器系の障害を抱えていたという。

タシ・ヤンツォは現在、成都の病院で入院治療をうけている。

カンゼ地区では、同じ2008年5月、ダカル尼僧院の尼僧12人、パンリ尼僧院の尼僧55人、さらにガンデン・チュリン尼僧院の尼僧数名が逮捕・拘束されている。
>>>全文
チベットNOW@ルンタ
http://blog.livedoor.jp/

科学調査船も尖閣へ航行か 青島から出港 中国筋が明かす

日中関係に詳しい中国筋は26日、中国当局の科学調査船が近く東シナ海の尖閣諸島付近へ向かうとの見通しを明らかにした。20日ごろに中国の漁業監視船が同海域に接近したばかり。日本領海に接近すれば日本側との間で緊張が高まる可能性もある。

 同筋によると、調査を計画しているのは中国政府の研究機関、中国科学院の海洋研究所(山東省青島市)所属の科学調査船で、青島港から出港するという。東シナ海でのガス田開発へ向けた海底調査とみられる。

 海洋研究所の調査船はこれまでも同海域で調査を行ったことがある。

 日中関係は9月に起きた中国漁船と海上保安庁巡視船の衝突事件で急速に悪化。漁業監視船に続き科学調査船も派遣すれば、中国として領有権を毅然(きぜん)と主張するとの決意を示す格好だ。(共同)

産経新聞 2010.11.26
http://sankei.jp.msn.com/

中国の漁業監視船、再び尖閣へ 「海洋権益保護の一環」と新華社系の中国紙

新華社系の中国紙、国際先駆導報は26日までに、農業省管轄下の漁業監視船「漁政310」と「漁政201」が再び東シナ海の尖閣諸島付近海域に向かうと伝えた。具体的な出港の時期は報じていない。

 同紙は「釣魚島(日本名・尖閣諸島)海域で巡視活動を常態化させることは、既に中国政府の海洋権益保護政策の一環となっており、今後もさらに多くの船舶が同海域に向かう」と強調した。

 同漁業監視船は16日に広東省広州を出港、20日に同海域に接近。現在は福建省内の港に停泊しているという。(共同)

産経新聞 2010.11.26
http://sankei.jp.msn.com/

延坪島・砲撃事件は中国が北朝鮮をそそのかした?

  北朝鮮の韓国・延坪島への砲撃によって韓国兵士2人が死亡し、4人が重傷を負った。民間人3人も負傷している。突然の攻撃のようにもみえるが、今年に入ってから続く南北の緊張感と、北朝鮮の後継問題をめぐる国内の不安定さを垣間見ると、やはりいつ起こってもおかしくない「有事」だったのかもしれない。韓国や中国の専門家らの意見を総合すると、米国を対話の席に戻させるために、隠していた大規模濃縮ウラニウム施設を公開し焦らせてみようと思ったものの、米国が軽く無視したので、さらに暴れてみました、というところだろうか。しかし、北朝鮮の、チンピラまがいの恫喝外交に屈して米国政府が対話に動くことは、米国としては屈辱であり、極東の安定に真に貢献できるとはいいがたい。国連による対北朝鮮追加制裁というのがあるべき方向だろう。

  そこで、注目されるのは、中国政府の対応だ。ところが、中国人民大学国際関係学の時殷弘教授は英国BBC(中国語版)上で「中国と北朝鮮の関係は数年前よりよくなっており、中国が北朝鮮に強い圧力をかける可能性はすくない」「今回の砲撃事件で、中国の影響力には限界がある」との見方を示した。体制内学者として、慎重な言い回しだが、これは中国側が積極的に北朝鮮の暴力をいさめる気がない、ということだろう。それどころか、香港誌「動向」では、今回の事件は「北京がそそのかした」という、かなり過激な見出しの寄稿記事まである。香港雑誌特有のあおり記事という見方もあるが、中国と北朝鮮の関係が最近急に密接になってきている空気は確かに素人にも感じる。

>>>続く

サーチナ 2010年11月26日

秘境チベットに高級ホテル続々

世界最速の経済成長を続ける中国では、市場の拡大が都市部で宿泊施設の供給過剰を引き起こし、高級ホテルチェーン各社をチベット自治区など人里離れた地域へと駆り立てている。平均標高1万6000フィートのチベットは、地上で最も標高が高い地域だ。

 米大手スターウッド・ホテル・アンド・リゾーツ・ワールドワイドは15日、チベットの首都ラサで初の国際高級リゾート「セントレジス拉薩(ラサ)リゾート」を開業させた。標高1万2000フィート(約3680メートル)に位置するホテルの客室数は162部屋。五つ星のスパも体験できる。アジア大手高級ホテルチェーン、シャングリ・ラ・アジアも2012年、ラサに世界遺産のポタラ宮を望む1部屋388平方フィート(約36平方メートル)以上のホテルを開業予定。同ホテルは客室など全350室を備える。また、英国系大手インターコンチネンタル・ホテルズ・グループ(IHG)は3年以内に、ラサに客室数2000を誇る最高級ホテルの開業を計画している。
>>>全文

SankeiBiz 2010.11.26
http://www.sankeibiz.jp/

学食値上げで生徒暴れる 中国貴州省、千人

中国貴州省六盤水市の中学校で22日、食堂のメニューの値上げに反対する生徒ら約千人が食堂で暴れ、窓ガラスや机、いすを破壊する騒ぎがあった。中国紙、貴州都市報(電子版)などが25日伝えた。

 中国では消費者物価の上昇が続き、10月は前年同月比で4・4%の上昇と2年1カ月ぶりの高い伸びになった。特に食品価格は同10%近く上昇し、低所得者層の不満が高まっている。

 同紙などによると、食堂では22日から一つのメニューにつき、0・2元(約2・5円)〜0・5元の幅で値上げを開始。同日午後10時すぎ、生徒が次々と食堂に入り、値上げ反対を叫んで食堂内の物品を壊し始めた。警察が駆け付け、その日のうちに騒ぎは収拾した。

 学校側はこれまで民間に委託していた食堂の経営権を引き取り、今後価格の引き上げを抑える措置を取るという。(共同)

産経新聞 2010.11.25
http://sankei.jp.msn.com/

中国、周辺諸国との鉄道網連結を計画=各国の不満解消への融和策として―インド紙

2010年11月23日、インド英字紙ザ・ヒンドゥの報道として環球網が伝えたところによると、中国政府高官はこのほど、中国はミャンマー、カンボジア、タイ、ラオスなど東南アジア各国との鉄道路線連結計画を今後数カ月以内にまとめることを明らかにした。近隣諸国との関係強化とともに、両者間に生じている貿易不均衡による不満解消を図ることに中国政府の狙いなどがあるとみられている。

記事によると、中国政府は2カ月以内に雲南省とミャンマーを結ぶ鉄道路線に着手する。最も早ければ2020年までに東南アジア諸国との鉄道ネットワークを完成させる予定だという。

インドの専門家は「中国政府は東南アジア各国のインフラ施設に対する投資を増加させ、各国に対する影響力を高めようとしている。同時にこれらの投資によって、日々増加する中国経済の影響力に対する各国の不安を和らげようとしている」と分析する。

中国とASEAN(東南アジア諸国連合)との09年の貿易額は、ASEAN側が216億ドルの赤字となっており、中国の商品がASEAN市場に大きく流入していることを示している。また、今年1月1日から始動したCAFTA(中国ASEAN自由貿易協定)によって、両者の関係はさらに密接になり、中国経済の影響力の増大が確実視されている。

中国政府は各国の不満と不安解消のため、ASEAN各国へのインフラ投資を増加させており、鉄道ネットワークの建設もその一部であるとみられている。さらに、中国政府は150億ドルを提供して各国のインフラ施設建設に協力する計画も表明している。(翻訳・編集/HA)

レコードチャイナ 2010-11-25
http://www.recordchina.co.jp

中国指導部内で意見対立か=汚染粉ミルク事件への対応

【香港時事】中国で2008年に起きた汚染粉ミルク事件で、政府に補償を求めたため懲役刑の判決を受けた被害者の父親が釈放される見通しになったことについて、共産党・政府指導部内で事件への対応をめぐり胡錦濤国家主席派と江沢民前国家主席派の意見が対立したのではないかとの見方が出ている。
 北京市の裁判所は10日、被害者家族の代表として活動していた趙連海氏に社会秩序破壊罪で懲役2年6月の有罪判決を言い渡した。
 これに対し、香港では民主派だけでなく、普段は共産党政権を全面的に支持している親中派の要人までが判決を批判し、公然と趙氏の釈放を要求。裁判所は23日、病気治療を理由に趙氏の仮釈放申請を受理した。事実上の減刑措置で、同氏は近く釈放されるとみられる。
 判決に異を唱えた親中派は香港選出の全国人民代表大会(全人代=国会)メンバーら共産党に最も近い人々で、同派としては異例の行動。このため、香港メディアでは「親中派は今回、北京の一部の指導者から黙認を得て動いた」(同日付の日刊紙リンゴ日報)との説が流れている。

時事ドットコム 2010/11/24
http://www.jiji.com/
記事検索
Free Mail Magazine
Contact
意見、感想、質問、ニュースなどお寄せください。Contactお送り先
最新記事
月別アーカイブ
ギャラリー
  • 米、ファーウェイ圧力強化 企業秘密盗みの手口紹介も 対中ハイテク強硬譲らず 会社側は反論
  • グーグルの中国向け検索プロジェクトと、監視社会の実験台にされるウイグル人
  • グーグルの中国向け検索プロジェクトと、監視社会の実験台にされるウイグル人
  • グーグルの中国向け検索プロジェクトと、監視社会の実験台にされるウイグル人
  • グーグルの中国向け検索プロジェクトと、監視社会の実験台にされるウイグル人
  • グーグルの中国向け検索プロジェクトと、監視社会の実験台にされるウイグル人
livedoor プロフィール

info_tibet

QRコード
QRコード
タグクラウド
  • ライブドアブログ